[暮らし]アニタカベイカーとカサブランカと挽歌

暮らし

こんにちは、中村はなです。本日もご訪問ありがとうございます。

皆様はどんな週末を過ごされましたか? 土曜日は暖かかったので、私の住んでいる地方も雪解けが進んで、道路に雪がなくて走りやすかったです。

私はいつも通り、義両親のマンションの片付けと、読書やのんびりビールなどを飲んで過ごしました。

最近クラフトビールが好きなので、コンビニでいろいろ試しています。どれも美味しい!とろりとコクがあって美味しいんですよねぇ。

でも、体重増加につき、日曜日は断食でした。はぁー、なかなか希望体重にならないなぁ(希望体重は40キロ台)。

生活そのものを変えないとダメですね!

さて、本日は私という人間を作ってきた3つのものをご紹介します。

今は、音楽のストリーミングサービスが主流ですが、私の小さい頃はもちろんレコード。当時1枚500円くらいだったかなぁ。最初に買ったシングルは桜田明子と西城秀樹でした。そのあとは山口百恵が大好きで、そのままちびまる子ちゃん世代です。

CDに変わったのは大学生の時。昔、大学生といえば部屋にコンポ(懐かしい)があって、私も生協の10回分割無利子で10万くらいのコンポを買ったんですよね。その時に初めて買ったのがアニタベイカーの「rapture」です。

是非、1曲目の「sweet love」のイントロを聞いてください!

Anita Baker - Sweet Love {Actual Video}
Anita Baker Sweet Love

これを買ったばかりのコンポで聴くのは格別でした。それから、カナダにいるときもアニタベイカーはよく聞いていて、寂しい時の心の慰めになっていました。「No one in the world」なんて、よく聞いていましたね。

Anita Baker - No One In The World (1986)
From her 1986 "Rapture" album.

いまだに、リラックスしたいときにはよく聞いています。なんと、最初に買ったこのCDも40年近く前のものになるんですね。すごい!

今は、あまりライブも少ないようですが、時々youtubeで歌っている姿を見てうれしくなります。当時も今も、黒人シンガーが歌う曲がとても好きです。

アニタベイカーが音楽面での私の情緒を育んでくれたとすると、映像面ではこちら。

カサブランカ。ちょうど受験前にNHKでやっていて、何気なく見て感動したのをよく覚えています。

外出した父が帰ってきて、「イングリッドバーグマンは一番好きな女優」といったことも。父は外国の映画もよく見ていました。そののち、イングリッドバーグマンがモナコ王妃になったことも、本当におとぎ話に出てくる物語のように感じました。

この映画はもちろん白黒の良さがあるのですが、ある時友達と買い物をしたときに、カラーで再現したビデオテープが売られているのをみて、2万円ぐらいしたのですが、思い切って買いました。カラーで見るカサブランカもとても素敵で、「あの日、君は青いドレスを着ていた」っていうセリフそのままのバーグマンの青いドレスが美しかったです。

我が家にビデオデッキはもうないのですが、業者に依頼をしてDVDにダビングしてもらったので、見ることができます。久しぶりに見たくなりましたね。

このような、男性のハードボイルドと、女性の美しさを知ったのがこの映画。私がクラッシックで上品な洋服が好きなのは、このせいかもしれませんね。

最後に、1冊本を上げるとしたら、原田康子の「挽歌」。

私が持っている実物

出身地に近い道東の釧路を舞台に、年上の男性と出会い、恋をして傷ついていく様子がなんともせつなくて、忘れられない作品です。この物語に触発されて、自分でも小説を書いてみたいと思ったこともあります。

以上、駆け足でご紹介しましたが、私の核を作ってきた3つのものです。いずれも高校から大学生にかけてのものを40年間大切に変わらず、好きでい続ける自分も好きです。皆様にもそういったものがきっとおありだと思います。

断捨離もいいけれど、そんな心の外の大切なものに久しぶりに触れてみるはいかがでしょうか。

それではまた明日!

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