[読書]最近の読書ビートたけし「アナログ」榎田ユウリ「猫とメガネ」群ようこ「れんげ荘」

読書

おはようございます、中村はなです。本日もご訪問いただいてありがとうございます。

週が明けての月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は週末に体調を崩し、微熱程度だったので、市販薬でやり過ごしていました。今は咳はあるけれど、体調は良くなりました。ただ、好きなものを食べてゆっくりしていたら、体重が激増で暗い月曜日です…。

普段は、オーディブルで耳読が多い私ですが、今週は久しぶりに紙の本を読んでいました。まずはオーディブルで読んだ本を2冊ご紹介します。

1冊目はビートたけし著「アナログ」

Amazonあらすじより

たけしがたどりついた“究極の愛”。狂暴なまでに純粋な、書下ろし恋愛小説。「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、たったひとつの不器用な約束。素性も連絡先も知らないまま、なぜか強烈に惹かれあう二人の、「アナログ」な関係が始まった。いまや成立しがたい男女のあり方を描き、“誰かを大切にする”とは何かを問いかける渾身の長編。

オーディブルのレビューがよかったので聴いていたのですが、本当にビートたけしさんはなんて才能豊かなのでしょう。読むとは違って、小説を書くのはとても難しいのは想像に難くないのですが、彼は難なくそのハードルを飛び越えているように見えます。時々、漫才師の話が出てくるのですが、それは、彼がどんな側面を持っていても生涯一漫才師であるという、生き方を示しているように思えます。読み進めながら、武さんが一人デスクに向かってこれを書いているところを想像して、感慨深くなりました。忙しい中で、どうやって時間を作ったのでしょうか。

物語は純愛で、武さんの恋愛に対する考え方もそれに近いものがあるのかなと思いました。一度、読んでみてほしい作品です。

それからこちら 榎田ユウリ著「猫とメガネ」

榎田尤利さんとしてもほかの作品があるようですね。

以下、Amazonのあらすじです。

メガネ男子が共同生活!? でも〈蔦屋敷〉には秘密が――                           順風満帆な人生を送っていた会計士の幾ツ谷理(いくつや・さとる)は、
突然、妻から離婚を切り出され、シェアハウス〈蔦屋敷〉に流れ着く。
離島からやって来た純朴な弓削洋(ゆげ・ひろ)や、
毒舌イケメン准教授の神鳴シズカ(かんなり・しずか)など、
風変わりな住人と賑やかに暮らしながら、妻との復縁を目指す幾ツ谷だが、
ある夜、神鳴の怪しい行動を目撃してしまい……。
不器用な心の交流が愛おしい〈ひとつ屋根の下〉ストーリー。

こちらはオーディブルにとっても合う作品だと思いました。会話のテンポや表現がとても楽しく、聴きながら吹いてしまうことも度々でした。登場人物の恋愛模様は純分満帆とはいきませんが、読後感がさわやかな作品です。是非、これも一読をお勧めします。

さて、私が購読しているブログはアメブロが多いのですが、ほかのものではショコラさんの「60代一人暮らし 大切にしたいこと」を読んでいます。おひとり様ブログの先駆けとなったブログですよね。離婚してからマンションを購入、それを完済してあとは年金だけで心豊かに暮らしている様子を発信しています。雑誌などにもたびたび取り上げられ、その収入もいろいろあるのではないかなぁ?などど、いらぬ皮算用をしてしまいます。

そのブログの中で、読書記録もよく載せているのですが、気になったものを私も図書館で借りてきました。

先に届いた順から読み始めてしまったので、シリーズの2作目3作目を読み、今は1冊目を読んでいます。

こちらが1作目

45歳くらいのキョウコさんが、会社を辞めて残りの35年間を貯金を切り崩して生きていくために1か月で10万円で暮らしていく様子です。れんげ荘は彼女が住む3万円のアパート。そこに住んでいる人たちとの交流が多く語られています。

月10万円で年120万円。それを35年間働かなくてもよい金額だとざっと計算して5000万円になります。もちろん、年金も受給する計算になるとそれよりは少なくなりますが、それでも3000万円くらい?いくら自宅住まいだったといえ、それまでは贅沢もしていたようですし、そんなに貯金できるのかなぁ?と思いながら読んでいます。まだ1冊目は半分です。

群ようこさんて、今まで読んだことあるよなぁと調べたら、なんと「かもめ食堂」の原作者だったんですね!それはたいそう失礼をしました。

そうだ、「無印良女」が最初の話題作でしたね。友達に勧められて読んだ記憶があります。

それから、「かもめ食堂」の小林聡美が出ていた「パンとスープと猫日和」も群ようこなんですね。こちらはAmazonプライムで見ただけですが、たしかに「かもめ食堂」に雰囲気が似ています。

そんなわけで、群ようこ尽くしだった週末でした。

とくに「かもめ食堂」は、私がフィンランド旅行に行きたいきっかけとなった作品でもあるので、その後の作品をいろいろ発見することができてよかったです。それにしても、猫がいろいろ出てきますね。

「れんげ荘シリーズは]まだまだ続きがあるので、またレビューしたいと主します。そんなこんなで、今年の読書量は220冊に達しました! 昨年を超えてうれしいです。また良い本に出合えたら、ご紹介したいと思います。

それでは月曜日、頑張っていきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました